何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。(ペテロの手紙第一 4章 8節)
ペテロは「万物の終わり」への備えとして、まず何よりも優先すべきこととして「祈り」をあげましたが、同じぐらい優先すべきこととして「相互の愛」をあげました。この二つは「礼拝」と「善行」と換言できるでしょう。なぜ、この二つなのか。それは私たちが「礼拝者」として創造されていること、また「良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られ」(エペ2:10)ているからにほかなりません。人間としての本分を果たすことこそ、「終わり」のための最善の備えなのです。