「神の家族」とは、どのような人たちのことなのでしょうか?また、「神の家族」にはどのような生き方や責任が求められているのでしょうか?
1.神のみこころに生きる
だれでも神のみこころを行う人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。マルコ3:35
イエス様は「神のみこころを行う人」こそ、ご自身の家族、すなわち「神の家族」に属する者であると言われました。私たちは、神のみこころを行ったから救われたわけではありません。神のみこころを行うために救われたのです。私たちは神のみこころに生きることによって神の子として証しし、また神の家族としての絆を強めるのです。
2.神の愛に生きる
自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。天におられるあなたがたの父の子どもになるためです。マタイ5:44-45
敵をも愛し、迫害する者のために祈る。愛の究極の実践とも言えるでしょう。しかし、それを実践しないと神の子どもになれないのか、というと、そうではありません。私たちはすでに、その究極の愛を持っているのです。なぜなら、私たちのうちには神の聖霊が住んでおられるからです。大事なのはその聖霊の力を解放することなのです。
3.神の家族のために生きる
ですから、私たちは機会があるうちに、すべての人に、特に信仰の家族に善を行いましょう。ガラテヤ6:10
私たちは愛することを学ぶためにこの地上に置かれています。その愛は「良い行いの実践」によって具体化されていくのですが、その対象として、最優先すべきは「神の家族」です。そして、今すぐにできる愛の実践、また、最重要事項が、互いのために祈ることです。義人の祈りは働くと大きな力があることを忘れてはいけません。
(2024年7月28日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)