あなたがたは神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神は、ちょうど良い時に、あなたがたを高く上げてくださいます。(ペテロの手紙第一 5章 6節)
「謙遜」と「自己卑下」は異なります。自己卑下は読んで字の如く、自分を卑しめることです。自分を見下し、自分を軽蔑することです。自分を愛していなければ「隣人を自分自身のように愛しなさい」(レビ19:18)との神の命令を守ることはできません。自分を見下し、軽蔑している人は、他人をも見下し、また軽蔑するようになるのです。自分が神に愛されている尊いかけがえのない存在であることを認め、また他の人もそうであることを認めること。それが謙遜の土台となるのです。