Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

からし種の信仰

聖書箇所:マルコの福音書4章30節‐32節

神はどのようにして、私たちの心を支配されるのか?それは神のことばによってです。では、そのために私たちがなすべきことは何か?聖書に学んでいきましょう。

1.種は蒔かなければならない

種蒔く人に種と食べるためのパンを与えてくださる方は...あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。Ⅱコリント9:10

神は蒔くべき種を与えてくださいます。しかし、その種を蒔くかどうかは人に委ねられています。神は人にいのちのパンを与えてくださっています。しかし、それを食べるかどうかは、人に委ねられています。私たちの内にある、神の国が豊かな地となるかどうか、私たちが霊的成長を遂げるかどうかは、私たちひとりひとりにかかっているのです。

2.水がなければならない

わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。ヨハネ7:38

種が発芽するためには、適切な温度と十分な酸素、そして水が必要です。私たちの心に蒔かれた種が発芽するためには、学び、祈り、そして聖霊が必要です。いくら学んでも、いくら祈っても、そこに聖霊の水が注がれなければ、種が発芽することはありません。神の生ける水の川は高ぶる人ではなく、自らを低くする人に注がれることも覚えましょう。

3.繁栄しなければならない

わたしはあなたを大いなる国民とし...あなたの名を大いなるものとする。あなたは祝福となりなさい。創世記 12:2

私たちは祝福の基となるために選ばれました。私たちが祝福された人生を送ることは選択事項ではなく、必須事項です。だからこそ、私たちは自らが祝福されることを求めなればならないのです。祝福されていなければ、祝福を分かち合うことはできません。「私を大いに祝福してください!」と大胆に祈る者となりましょう。

(2024年9月1 日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)