聖書箇所:マルコの福音書5章1節~20節
悪魔と、その手下である悪霊は、私たちを滅ぼしたい、そのために、私たちを創造主なる神から引き離したいと狙っています。私たちは決して油断してはなりません。
1.悪霊の目的
イエスが舟から上がられると...汚れた霊につかれた人が...この人は...墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた...マルコ5:2〜5
悪魔、悪霊の目的は人間を滅ぼすことです。そのためには手段を選びません。私たちが積極的に悪霊に心を開かない限り、完全にその影響下に置かれ、理性さえも失われてしまうことは稀ですが、彼らが常に私たちの思いに攻撃をしかけていることを忘れてはいけません。悪霊たちにつけ込む隙を与えることになるものから離れなければなりません。
2.キリストの権威
「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。神によってお願いします。私を苦しめないでください。」マルコ5:7
イエス様を前にして、悪霊たちは一様に恐れおののきました。彼らは神に敵対する者ではありますが、すでに敗北している存在でもあるのです。ですから、私たちがイエス様とともにある限り、悪魔や悪霊を恐れる必要はまったくありません。しかし、そうでないなら、一人でも多くの人々を地獄の道連れにしようとする悪霊の餌食になることでしょう。
3.悪魔からの解放
悪霊につかれていた人、すなわち、レギオンを宿していた人が服を着て、正気に返って座っているのを見て、恐ろしくなった...マルコ5:15
イエス様だけが私たちの罪を贖ってくださる方であり、私たちを悪魔の支配から解放してくださる方です。この地上では、この世の神と呼ばれる悪魔(サタン)は手下である悪霊たちをとおして、大きな影響力を人々に及ぼし、クリスチャンの思考さえも歪めようとしてます。しかし私たちはイエスの名によって、自由を勝ち取る者となるのです。
(2024年10月6日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)