私たちが神の命令を守っているなら、それによって、自分が神を知っていることが分かります。神を知っていると言いながら、その命令を守っていない人は、偽り者であり、その人のうちに真理はありません。（ヨハネの手紙第一 2章 3〜4節）
「神を知る」とは聖書や神学を学んで、神に関する知識を得ることではありません。「しいたげられた人、貧しい人の訴えを擁護し...それが、わたしを知っていることではないか」（エレ22:16）とあるように、「神を知る」とは神のみこころを行うこと、つまり、「神の愛に生きる」ことです。だからこそ、「愛のない者は神を知りません。神は愛だからです」（Ⅰヨハ4:8）という結論になるのです。ですから、神を知ろうとする努力と、愛に生きようとする努力は一つなのです。
