Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

聖なる服装

聖書箇所:出エジプト28章43節

神がイスラエルの祭司たちに、どのように服装を整えるべきか指示された箇所から、私たちの神のしもべとしてのあるべき信仰の姿勢について学びましょう。

1.神に仕えるための備え

アロンとその子らは、会見の天幕に入るとき、あるいは聖所で務めを行うために祭壇に近づくとき、これを着る。出エジプト28:43

神に仕える祭司たちの衣服は神の前におけるきよさと献身を象徴するものでした。私たちもまた神に近づくためには、自分自身を整え、ふさわしい態度で臨む必要があります。形式や外見だけでなく、心の準備が必要です。何よりも、私たちは主イエス・キリストを着なければなりません。

2.神の規定に従うことの重要性

彼らが咎を負って死ぬことのないようにするため...出エジプト28:43

神の定めた規定を守らないなら、その先にあるのは死です。私たちはこのところに、神の言葉への恐れを持つべきであり、また神を礼拝すること、神への奉仕が軽率に扱われるべきではないことを学ぶことができます。神の命令は私たちを祝福するためにあることを忘れてはなりません。自分の感情や思いに従うのではなく、ただ神の教えに従うそのさきに神の豊かな祝福が伴うのです。

3.永遠に続く神との契約

これは彼と彼の後の子孫のための永遠の掟である。出エジプト28ː43

神が定められた掟は祭司職に代々継承されるものでした。それは変わることのない契約として神と人との間に結ばれたものだったのです。神の私たちに対する約束の言葉は決して変わることはありません。神の愛は永遠です。私たちはこの神の約束の言葉を握りしめ、また、この神の永遠の愛の中に生きる、その時に、神の生きておられること、神は約束を決して違わない方であることを体験することでしょう。

(2025年1月26日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)