「お前、ガンつけてただろ!」
病院を出ると、立ちはだかる二人組の男子。
そういえば、病院に入る直前、離れたところからじっと見る、私と同じ年頃の高校生がいたな…
友達か? と思って、じっと見返したな…
ぼんやり思っていると
「金を出せば許してやる」
あぁイエス様、すごく面倒臭いです。
どうしましょう?
祈りつつ口を開くと
「俺は牧師の息子だ。教会に来ると約束するなら金を出そう」
と言っていました。
すると、リーダー格が急にうろたえだし、
え? お前、牧師の息子なの?
なら許してやるよ!
と、ピューッと逃げるように去ってしまったのです。
呪われるとでも思ったのでしょうか?
とにかく何でも祈ること。そこに主の助けがあります。