聖書箇所:詩篇18篇
詩篇18篇はダビデが神からの救いを体験し、賛美と感謝を捧げた詩です。この詩には現代の信仰者にとっても励ましとなるメッセージが込められています。
1.主を呼び求める
主はわが巌...主を呼び求めると私は敵から救われる。詩18ː2-3
ダビデは危機的な状況の中で、まず神に祈りました。つまり、何よりも神に信頼し、神に助けを求めることを優先したのです。その結果、彼は幾度も命の危険にさらされながらも、その度に神の救いのみわざを体験し、神の生きておられることと、その愛を体験したのです。
2.神の救い
主は...御手を伸ばして...大水から私を引き上げられました。詩18ː16
「大水」とは絶望的な状況を象徴しています。私たちもときにそのような状況の中に投げこまれることがあります。しかし、私たちが主を呼び求めるとき「主は天を押し曲げて降りて来られ」私たちの手を取り、引き上げてくださるのです。
3.神の報い
主は私の義にしたがって私に報い... 詩18ː20
「義にしたがって私に報い」とはダビデが神の前に正しく歩むことを願っていたことに対し、神はそれにふさわしい報いを与えてくださったということです。イエス様の十字架により義とされた人々は、それにふさわしく歩むことが求められ、また、それに対する報いがあるのです。
4.勝利と賛美
あなたは戦いのために私に力を帯びさせ... 詩18:39
神は私たちを強めてくださり、敵に対する勝利を与えてくださいますが、あくまでもその力の源は神にあることを忘れてはいけません。その力は神への賛美と感謝、すなわち、礼拝から来るのです。主を喜ぶことこそ、私たちの力、私たちの勝利なのです。
(2025年2月23日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)