「左右盲(さゆうもう)」という言葉をご存知ですか?
別名「左右識別困難」。
あ、私それだ! と思う方も結構おられるかもしれません。
ちなみに、母がそれでした。
私が運転する車で、母が道案内の際、「そこを左!」と指示され、
それに従うと
「なんでそっちに行くの?」
「え? 左って言ったよね?」
「あれ? ごめんごめん右だった右!」
ということがよくありました。
これは知能には関係なく、障害でもなく、四人に一人の割合でいるらしく、特に女性や左利きの人に多いそう。
ただ、「上下識別困難」な人はまずいないでしょう。
私たちは人生で右も左も分からなくなることしばしば。
しかし、そんな時こそ、下を向くのではなく、主を見上げるのです。