Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

口のことばと心の思い

聖書箇所:詩篇19篇14節

神様は私たちの何に一番興味をもっておられるのでしょうか?私たちの容姿でしょうか?私たちの行いでしょうか? いいえ、違います。それは私たちの心です。

1.神は心を見られる

人はうわべを見るが、主は心を見る。Ⅰサムエル16:7

創造主なる神は、あなたの全てを見、全てを知っておられます。その中でも、神様が関心を持っておられるのは、私たちの「心」です。そして、「その心がご自分と全く一つになっている人々」(Ⅱ歴代16:9)を見出し、その人を通してご自身の御力を現されるのです。ですから、もし、私たちの信仰生活の中で、神の偉大な御力を体験したいと願うなら神と心を一つになることを求める必要があります。

2.すべては心から出る

外から入って、人を汚すことのできるものは何もありません。人の中から出て来るものが、人を汚すのです。マルコ7:15

私たちの「心」がどのような状態にあるかによって、私たちの人生が大きく変わってきます。すべては心から出てくると言っても過言ではありません。私たちが自分の心を悪い思いで満たすならば、その人の人生は悪いほうへと向かい、逆にその心を良い思いで満たすならば、その人の人生は良い方向へと向かうのです。

3.心をみことばで満たす

キリストのことばが...うちに豊かに住むように...コロサイ3:16

私たちが心に宿すべき良い思いとは何でしょうか?その中には積極的、肯定的考え方も含まれるでしょう。しかし、それらの思いが聖書の教えに基づいていなければ、クリスチャンとして実を結ぶことはできません。だからこそ、私たちはキリストのことば、聖書の教えを豊かに蓄える必要があるのです。聖書に基づいた世界観、人生観、価値観を築き上げる必要があるのです。

2025年3月9日の礼拝説教要約(説教者:高森恒喜牧師)