聖書箇所：創世記12章1節～３節
なぜ、神がアブラハムを選ばれたのかは記されていません。しかし、何のためにアブラハムを選ばれたのかは明記されています。それは祝福の基とするためでした。
１．あなたは祝福となりなさい
わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。あなたは祝福となりなさい。創世記 12：2
聖書は、なぜ神がアブラハムを選ばれたのかについては記していません。しかし、何のためにアブラハムを選ばれたかについては明記しています。それはアブラハムを祝福し、その名を大いなるものとし、大いなる国民とするためです。その約束は、霊的なアブラハムの子孫である私たちのものでもあり、祝福を求めるとき、神は喜ばれるのです。
２．神は私たちを贖われる
わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される。創世記 12：3
神はただ単に私たちを祝福するためにではなく、祝福の基とするために選ばれました。私たちは神から与えられた祝福を自分だけのものとするのではなく、他の人々に分かつ者として選ばれたのです。だからこそ私たちは大いに祝福されなければならないのです。持っていないものを与えることはできません。大いに祝福してくださいと祈りましょう。
３．神は私たちを導かれる
あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。創世記 12：1
神はアブラハムを祝福するために選ばれましたが、その祝福の約束が実現するためには、一つの条件がありました。それが「わたしが示す地へ行きなさい」でした。私たちもまた神の豊かな祝福を得るためには神の導きに従い、天国を目指して歩み続けなければなりません。様々な戦いを経験しますが、全てが私たちの祝福へとつながるのです。
2025年4月6日の礼拝説教要約（説教者：高森恒喜牧師）
