中年男子たる者、時々、鏡の前に立ち、自分の腹の出具合をチェックするのですが、ある日、鏡の前に立ったとき、無意識に腹を引っ込めてる自分にふと気づき、
あれ? 今、腹引っ込めた?
そんなことしてたら意味がない!
何をしてるんだ自分!
と、その愚かしさに苦笑したものです。
これはおそらく、腹を映すときのことだけではない。
顔を映すときも無意識のうちに表情を調整し、一番良い顔を作っているはず。
ということは、それは普段の自分の顔ではなく、腹でもなく、偽りの顔、偽りの腹。
私達は無意識のうちに、自分で自分を騙していることがあるものです。
真理を見ているようで見ていない。
そんなことにならないよう、主の悟りの霊に満たされましょう。