Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

全き心で仕える

聖書箇所:第二歴代誌28章9節

神は全き心でご自身に仕える人々を求めておられます。では、どうすれば私たちは神の前に全き者となることができるのでしょうか?

1.神を知ること

あなたの父の神を知り、全き心と喜びの気持ちをもって神に仕えなさい。Ⅰ歴代誌28:9a

神に仕える者となるためには、何よりもまず、神のみこころを知る必要があります。主である神のみこころを知ることなしに、しもべとして神に仕えることはできません。また、喜びの心を持って仕えることも大事です。喜んで従うしもべと、渋々と従うしもべのどちらを神がより愛され、より用いられるかは言うまでもありません。

2.心を探られる神

主はすべての心を探り、すべての思いの動機を読み取られるからである。Ⅰ歴代誌28:9b

自分では正しい動機で神に従っていると思っていても、実はそうではないこともよくあることです。自分でも気づかない不純な動機が私たちの心のひだに潜んでいることがあり、それが神に正しく仕えることを妨げていることもあります。だからこそ、私たちは神に自らの心を探っていただく必要があるのです。

3.神を求める

あなたが神を求めるなら、神はあなたにご自分を現される...あなたが神を離れるなら...とこしえまでも退けられる。Ⅰ歴代誌28:9c

神の命令に従っていても、神ご自身を求めていないならば、また、神ご自身を愛していないなら、その人は神の前に全き者となることはできません。私たちは神のしもべとしての自覚を持つと同時に、神のしもべとして何よりも優先すべきは礼拝であることも忘れてはなりません。私たちは礼拝者として創造されているのです。

2025年5月25日の礼拝説教要約(説教者:高森真理子牧師)