Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

ヤッファ(ヨッパ)

【ヤッファ(ヨッパ)】エルサレムの北西五十六キロに位置する港町。預言者ヨナは神の命令を拒み逃れる際、ここからタルシシュに向かった。使徒の働きには、ペテロがこの町に来た際、亡くなったばかりの敬虔な信徒タビタのために祈ると、彼女がよみがったことが記録されている。

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聖書におけるヤッファ(ヨッパ、Joppa)は、旧約・新約の両方に登場する重要な港町であり、神の働きが異邦人にまで広がる象徴的な舞台となっています。以下に、代表的な聖書の記述とその神学的な意味をまとめます。


1. ヨナの逃亡(ヨナ書1:3)

「しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへ逃れようとし、ヤッファに下って行った。」

  • ヤッファは、神の召命から逃れようとするヨナが船出した場所です。
  • 神の意志に背を向ける人間の姿と、それでもなお追いかける神の憐れみが象徴されます。

2. ペテロと異邦人の救い(使徒言行録10章)

「ペトロはヤッファにある皮なめしのシモンの家に滞在していた。」

  • ペテロはヤッファで祈っているとき、天からの幻を見ます(10:9–16)。
  • それは「清いものと汚れたものを分けるな」という啓示であり、異邦人にも福音が開かれることを意味します。
  • この後、ペテロはカイサリアに赴き、ローマの百人隊長コルネリウスとその家族に福音を伝え、彼らは聖霊を受けて洗礼を受けます。

神学的意義: - ヤッファは、ユダヤ人中心の信仰から異邦人への福音の拡大という、教会の歴史的転換点の舞台です。


3. タビタ(ドルカス)の復活(使徒言行録9:36–43)

「ヤッファにタビタという女の弟子がいた。…ペトロが祈ると、彼女は生き返った。」

  • ヤッファはまた、死から命への回復の場でもあります。
  • この奇跡により、多くの人が主を信じるようになりました。

4. ソロモン神殿の建材の搬入(歴代誌下2:16)

「レバノンから切り出した木材を筏にして海に流し、ヤッファまで送る。」

  • ヤッファは古代イスラエルにとって、地中海に面した主要な港であり、神殿建設にも関わる重要な物流拠点でした。

象徴的な意味

出来事 象徴的意味
ヨナの逃亡 神の召命と人間の葛藤
ペテロの幻 異邦人への福音の門
タビタの復活 命の回復と信仰の拡大
神殿建材の搬入 神の住まいのための備え