アジアの小国の文化や生活を紹介するテレビ番組を見ました。
民族衣装を着た、童顔の若い旦那さんが、フライパンを片手に料理をしています。
奥さんはそのすぐ後ろに立っているのですが、見てるだけ。
その様子に、テレビスタッフが「この国では旦那さんが料理をするのが普通ですか?」と尋ねたのです。
すると、旦那さんはニコニコと答えました。
「いえ、そんなことはありませんよ。ただ僕が作ったほうが、美味しいから。」
ドキッとする私。
え?そんなこと言って、奥さん気を悪くしない?
うちでそんなこと言ったら、とんでもないよ…
しかし、それは杞憂でした。
「そうなの、夫のほうが料理上手なの!」
奥さんは旦那以上にニコニコして、あっけらかんと答えたのです。
それからしばらくして、この小国は幸福度ナンバーワンの国として日本でも紹介され、脚光を浴びるようになりました。
その時に真っ先に思い出されたのが、この一場面。
ありのままの自他を肯定できる雰囲って大切ですね。
はたして、教会はどうだろう?と考えさせられました。