Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

2019-01-01から1年間の記事一覧

北国の老人、三太九朗

「北国の老人、三太九朗」 大正時代、そんなキャッチフレーズで日本人に紹介された人物は誰でしょう? ヒントは架空の人物で、巷では、もはやクリスマスになくてはならない存在。 そう「サンタクロース」です。 それにしても「三太九朗」と「サンタクロース…

今日、救い主が生まれた

テキスト@ルカ2章8-20節他 説教者:高森恒喜師 いまや全世界で祝われるようになったクリスマス。その真の意味について聖書をとおして学びましょう。 1.人となられた神 キリストは・・・神としてのあり方を捨て・・・人間と同じようになられました(…

悪者を除き去れ‼

あなたがたの中からその悪い者を除き去りなさい。(新約聖書 第Ⅰコリント5章13節) 私たちの中から徹底的に悪を除き去る。これは私たちがクリスチャンとして健全な成長を遂げるためにもっとも重要なことです。 それは教会内部のことだけでなく、自分の心…

神様からの最高のプレゼントは・・・

イエス様の誕生をお祝いする日なのにどうして君たちにプレゼントをあげないといけないの? クリスマスはイエス様にこそプレゼントを贈る日じゃないかな? 子どもの頃から両親にそう言われて育ちました。 もちろん、サンタクロースの存在も全否定。 他の子ど…

神の愛を知ること

テキスト@ヨハネ3章16節他 説教者:高森真理子師 創造主なる神が私たちを愛しておられることを知ることこそ、平安な人生を送るための秘訣です。 1.「罪(つみ)」の根源とは? 罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある…

天には栄光 地には平和

いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。新約聖書 ルカの福音書2章14節 救い主の誕生を祝う天使の軍勢の賛美の歌は実にシンプル。その内容は神に栄光が帰されることと、選びの民に神の平和があるように…

取ってり早く賢くなれる方法?

中学生になったばかりの頃、私は手っ取り早く賢くなれる方法を聖書の言葉に発見しました。それが次の言葉。 「愚か者でも黙っていれば、知恵のある者と思われ、その唇を閉じていれば、分別のある者と思われる。」(箴言17章28節) 以来、私は無口になり…

弱さは、強さ

テキスト@Ⅰコリント1章26~29節他 説教者:高森恒喜師 神の恵みが、私たちの弱さをとおして現れる力となるために、私たちがなすべきことを学びましょう。 1.神の力は弱さのうちに わたし(神)の恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全…

神の国はことばにはなく力にある

神の国は、ことばではなく力にある(新約聖書 Ⅰコリント4章20節) 「神の国は力にある」と語ったパウロは、別の書簡で「福音は救いをもたらす神の力(ローマ1:16)」とも語っています。「神の国」とは「神の支配されるところ」です。キリスト教を単な…

不愛想な店員さんに当たっても

「肉体労働」「頭脳労働」に加え、最近では「感情労働」という言葉(概念)も見るようになりました。 「感情労働」とは、たとえば客の理不尽な言動に対し湧きおこる怒りを制御して、笑顔で対応したりすることが求められる仕事です。 職種によってはそのよう…

キリストにある自由

テキスト@ガラテヤ5章1、13節他 説教者:高森真理子師 イエス様は何によって、私たちに自由を与えられるのでしょう。その自由を受け取るためにはどうすればよいのでしょう。 1.みことばによる 真理はあなたがたを自由にします(ヨハネ8章32節) 自…

成長させてくださる神

大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。(新約聖書 Ⅰコリント3章7節) パウロは「あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます(使徒20:32)」と語りました。どんなに素晴らしい説教も、神の臨在に満ちた聖会も…

霊の目は覚ましていましょう

いつも通る道が通行止めで、黄色いバリケードの前には六〇代とおぼしき警備員の男性。 よくある光景ですが、少し違和感がありました。警備員さんが曇天にもかかわらず真っ黒なサングラスをかけているのです。 よく見ると、その警備員さん、微妙に船を漕いで…

信仰と鬱と自殺

テキスト@エゼキエル18章32節他 説教者:高森恒喜師 信仰があれば鬱にならないのでしょうか?自殺は罪なのでしょうか?聖書をとおして考えていきましょう。 1.不信仰だから鬱になる? 私をこのように扱われるのなら、お願いです、どうか私を殺してく…

私たちはキリストの心を持っている

「だれが主の心を知り、主に助言するというのですか。」しかし、私たちはキリストの心を持っています。(新約聖書 Ⅰコリント2章16節) 自分自身の心のどこを見ても「愛」のかけらもなく、なんとキリストの似姿とかけはなれていることかと落胆することもし…

ロッキー大好き店長さん?

市内に数店舗を展開する地域密着型のスーパがあります。私たちもよく利用しているのですが、その中の一つの店舗には他にない特徴が。 それは、年がら年中朝から晩まで、映画「ロッキー」のテーマ曲が流れていること。私たちが日南に引っ越して来た二十年前か…

キリスト者として生きる

テキスト@エゼキエル18章32節他 説教者:高森恒喜師 キリスト者として生きるとは具体的にどのように生きることなのでしょう? 1.悔い改めて生きる わたしは、だれが死ぬのも喜ばない―神である主のことば―。だから立ち返って、生きよ。(エゼキエル1…

神は真実です

神は真実です。その神に召されて、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられたのです。(新約聖書 Ⅰコリント1章9節) 神は真実である。 この真理こそが、私たちの唯一の望みです。 神が真実でなければ、私たちの信仰は破綻し…

ちが~う!お母た~ん!イモ~!

ある日、私が夜九時頃に帰宅すると、当時4歳の娘が「イモ~、イモ~」と泣き叫んでいました。 イモって何?妻に尋ねると、娘が明日幼稚園でイモがいるって急に言い出したの。でも、近所のスーパーはもう閉まってるのよねぇ、と困り顔。 すると、娘はそれを…

御手の中で安らぐために

テキスト@詩篇131章1-3他 神の御手の中で安らぐことができなくては、神の子供としての自由を謳歌することはできません。 1.祈ることを学ぶ あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます(マタ…

しるしをもって、みことばを確かなものと

弟子たちは出て行って、いたるところで福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばを、それに伴うしるしをもって、確かなものとされた。(新約聖書 マルコ16章20節) 初代教会時代、その宣教に神がともに働かれた時、そこには「しるしと不思議」…

救いは人の手によるものではなく

ある牧師先生から聞いた話ですが、その先生が伝道師として教会に仕えていた頃、一年かけて学びをし、受洗の決意に導いた若い男性がおられたそうです。 その男性がいよいよ受洗となり、兄姉の前で救いの証をする時、先生は心密かに期待したそうです。 きっと…

謙遜な人とは?

テキスト@箴言18章12他 聖書が教える「謙遜な人」とはどのような人なのでしょう?謙遜な人となるためにはどうすれば良いのでしょう? 1.神を正しいとする人 イスラエルの首長たちと王はへりくだり、「主は正しい」と言った(Ⅱ歴代12:6) 謙遜とはどんな…

この方は本当に神の子であった

イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て言った。「この方は本当に神の子であった」(新約聖書 マルコ15章39節) 百人隊長にイエスこそキリストであったと思わせたのは、その死に様でした。私たちもまたその生…

天の故郷に向かい勝利の道を

ラグビーワールドカップで初のベストエイト入を果たした日本代表チーム。その活躍が連日放映される中、選手たちがともに大声で歌う姿もしばしば放映されました。 その歌は日本代表の結束を高めようと作られたチームソング「ビクトリー・ロード」、と言っても…

みことばに委ねる

テキスト@使徒20章32他 「神の恵みのみことば」に自らを委ねることによって、私たちが得ることのできる恵みはどのようなものでしょうか? 1.成長 生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得る…

目を覚まして祈っていなさい

誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は燃えていても肉は弱いのです。(新約聖書 マルコ14章38節) 私たちはこの肉体をもっている以上、弱さを覚えます。イエス様ご自身もこの地上においては、私たちと同じ肉体をまとって生活をされま…

俺、何歳に見える?

「俺、何歳に見える?」 バイト先の先輩が唐突に尋ねて来ました。 その頃、20代前半だった私には立派なおじさんに見える先輩です。 前々から、たぶん、ひとまわり以上は年上だろうと思ってました。 なので、印象そのままに「40歳ぐらいですか?」と答えると…

「負」の感情を制する

テキスト@エペソ4:26~27他 私たちの「負」の感情はサタンに付け入る隙を与えることにつながります。そうならないために大切なことを学びましょう。 1.「怒り」を抱き続けない 人の怒りは神の義を実現しないのです(ヤコブ1:20) 「怒り」は人…

人に惑わされないよう、気をつけなさい

人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、「私こそ、その者だ」と言って多くの人を惑わします。(新約聖書 マルコ13章5節) イエス様が地上を歩まれた当時もメシヤを自称する人は少なからずいたようですが、現代はその頃…