私たちの「負」の感情はサタンに付け入る隙を与えることにつながります。そうならないために大切なことを学びましょう。
1.「怒り」を抱き続けない
人の怒りは神の義を実現しないのです(ヤコブ1:20)
「怒り」は人間の持つ感情の一つです。それ自体は罪ではありません。しかし、それは「負」の感情であり、制御を誤ると大きな失敗につながります。カインは「怒り」を制することが出来ず、弟アベルを殺してしまいました。カインがその心に「怒り」を持ち続けることを許してしまった時、サタンがそこにつけ込み、義人アベルを死に至らせたのです。
2.「悲しみ」を見分ける
神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします(Ⅱコリント7:10)
心に抱く「悲しみ」が私たちをどこに導くかによって、それが神のみこころに添うものか、そうでないかが分かります。もし、それが私たちを真の悔い改め、永遠のいのちへと導くならばそれは神のみこころに叶う悲しみです。そうでないなら、それは世の悲しみ、滅びへの道です。
3.「喜び楽しむ」ことを選ぶ
これは主が設けられた日。この日を楽しみ喜ぼう(詩篇70:4)
私たちは「怒り悲しむ」ために造られたのではありません。今日という日、今という時に「喜び楽しむ」ために造られたのです。「人々が私たちをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき(マタイ5:11)」でさえもです。私たちは日々大いに喜ぶものとしてキリストにあって新しく造り変えられたのです。聖霊の喜びに満たされましょう。
説教者:高森恒喜師
(2019年10月13日礼拝説教要約)