テキスト@ルカ2章8-20節他 説教者:高森恒喜師
いまや全世界で祝われるようになったクリスマス。その真の意味について聖書をとおして学びましょう。
1.人となられた神
キリストは・・・神としてのあり方を捨て・・・人間と同じようになられました(ピリピ2:6-7)
創造主なる神が肉体をもって地上に来られた日。
しかも、赤子として馬小屋にお生まれになった日。
それを祝う日がクリスマスです。
神は「失われた者を捜して救うために」(ルカ19:10)地上に来られました。
そこに私たちは創造主なる神の想像を絶する「謙遜」を見い出すのです。
2.死なれた神
わたしは良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます(ヨハネ10:11)
「罪」の根本は神からの分離です。
私たち人間はみな神様から迷い出て、自分の心のままに生きるようになりました。
その先にあるのは滅びです。
そのような私たちを再び父なる神のもとへ導くためにイエス様はその命を十字架に捨てられたのです。
私たちが父なる神のもとに帰る道は十字架以外にはありません。
3.甦られた神
人の子は彼らに殺されるが、三日目によみがえります(マタイ17:23)
イエス様は弟子たちに予めご自身が殺されることを話しておられました。
同時にご自身が復活されることもです。
その時、弟子たちは「復活」についてはよく理解できませんでしたが、「復活」こそがイエス様が「救い主(キリスト)」であることの証(ローマ1:4)だったのです。
驚くべきは私たちもまたキリストの復活に預かることができると聖書は教えているのです。
(2019年12月22日礼拝説教要約)