Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

「教えの風」に翻弄されないために

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キリスト教界には様々な「教え」が流行することがあります。私たちはそれらの教えに翻弄されることのないように注意しなければなりません。

1.聖書に書かれていることを知る

「書かれていることを越えない」ことを・・・学ぶため(Ⅰコリ4:6)

実は「聖書の教え」ではないことが、あたかも聖書の教えであるかのように教えられていたり、思い込んでいたりすることがあります。それを見分けるためには、私たち自身が聖書をしっかりと読み込み、その内容を把握していることが大切です。ですから、様々な「教え」に触れるよりも先に聖書そのものに親しむことが重要です。

2.聖書の教えを正しく理解する

あなたがたに命じるすべてのことを守り行わなければならない。これにつけ加えたり減らしたりしてはならない(申命記12:32) 

「聖書の教え」を知るだけでは十分ではありません。「聖書の教え」を正しく理解(解釈)する必要があります。私たちはともすると自分の都合のいいように「聖書の教え」を曲解してしまう傾向があります。そうならないためにも聖書を全体的に学ぶことが大切です。

3.聖書の書かれた目的を忘れない

わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです(ヨハネ15:12)

聖書が書かれた目的は福音(イエスこそキリストである)を知り、その福音を信じた人々が天の御国を相続するものとしてふさわしく整えられるためです。それは、私たちが神の愛を知り、神の愛に生きるものとなるためなのです。裁き合うのではなく、愛し合うことを学びましょう。

説教者:高森恒喜師

(20190512 礼拝説教の要約)