Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

あなたがたは人間である

あなたがたはわたしの羊、わたしの牧場の羊である。あなたがたは人間で、わたしはあなたがたの神である──神である主のことば(エゼキエル34:31)

1.造られた物と造り主

あなたがたは物を逆さに考えている。陶器師を粘土と同じに見なしてよいだろうか。造られた者がそれを造った者に...(イザヤ29:16) 

私たちは「被造物」であり、神は「造物主」です。私たちはこのことを忘れて(多くの場合、無意識的に)あたかも自分が神と同等であるかのように思っていることがあります。しかし、それは高慢であり、神が私たちを信仰の次の段階に導く上での妨げとなります。ヨブはまさにその点において神様に取り扱われた人物だったと言えるでしょう。

2.しもべと主人

あなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら...救われる(ローマ10: 9)

イエス様を主と告白するということは、イエス様を主人として自分の人生に迎え入れるということです。つまりそれは自分はイエス様のしもべですと告白することです。イエス様を主とした時から、あなたの人生はあなたのものでなく、主人である神の御子キリスト・イエスのものとなりました。しもべのすべきことはただ主人に聞き従うことです。

3.子と父

神は...私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました(エペソ1:5)

なぜ神は私たちを「子」とする必要があったのでしょう?それは神の国を相続させるためです。子でなければ、父のものを相続することはできないのです。そのために「子とする御霊」を与えてくださいました。私たちは「子」とされた「しもべ」であり、「しもべ」となるべく「造られたもの」です。この神との関係は永遠に変わることはありません。

(2023年1月8日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)