テキスト@ルカ9:23-24他 説教者:高森恒喜牧師
1.自分を捨てなさい
もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです(ガラテヤ2:20)
「自分を捨てる」とは「もはや私が生きているのではない」という状態になること。また、「世に対して死んだ」(ガラテヤ6:14)状態になることです。もし、私たちがこの世に未練を残しているならば、私たちは神に従い続けることはできません。
2.十字架を負いなさい
あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます(マタイ11:29)
私たちが負うべき「十字架」とは何でしょう。それは、イエス様が与える「くびき」また「負うべき自分自身の重荷」(ガラテヤ6:5※新改訳3版)であり、そのために命を失っても良いと思えること。つまり「使命」です。自分を捨てる人でなければ、自分の十字架を負うことはできません。
3.イエスに従いなさい
キリストは御子であられるのに、お受けになった様々な苦しみによって従順を学び、完全な者とされ(へブル5:8)
福音の目的は「信仰の従順をもたらす」ことです(ローマ1:5、16:26)。私たちの模範であるイエス様は自分を捨て、自分の使命に生きることをとおして「従順」を学ばれ「完全な者」とされたのです。偉大な信仰者アブラハムも欠点のある人間でしたが、従順において優れていました。
(2020年5月24日の礼拝説教要約)