祈りはクリスチャン生活を送る上で欠かすことのできない霊的な習慣です。どのように祈るべきかを聖書から学びましょう。
1.神の子どもとして
この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった(ヨハネ1:12)
私たちは創造主を「父」と呼ぶことが許されています。それは私たちがイエス様の十字架の救いにより「子」とされたからです。私たちは神様の前に取り繕うことなく素直な子どもとして神に近づき祈り求めましょう。神はその祈りに喜んで耳を傾けてくださいます。
2.イエスの御名によって
わたしの名によって父に求めるものは何でも、父はあなたがたに与えてくださいます(ヨハネ16:23)
私たちは自分の信仰の深さや多くの善行によって、神が祈りに答えてくださると思ってはなりません。それはただイエスの御名によるのです。時には祈りの答えを得るまでに時間がかかることもあるでしょう。しかし、神の時に神の方法によってそれは必ず実現します。
3.聖霊に満たされて
あらゆる祈りと願いによって、どんな時にも御霊によって祈りなさい。そのために・・・忍耐の限りを尽くして祈りなさい(エペソ6:18)
「祈り」は呼吸のようなものであると言われます。ある点ではそのとおりですが、ある点ではそうではありません。呼吸をすることは無意識になされるものですが、祈りは意識しなければなりません。努力し、忍耐して、聖霊の力によって祈ることが求められているのです
説教者:高森真理子師