聖書箇所:ハガイ書2章4節
私たちが再建すべき神殿とは何でしょう?また神殿とはどのような場所でしょう?
1.神殿としての自分
あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。Ⅰコリント人3:16
新約時代に入り、旧約時代の神殿が、教会を象徴するものであることが明らかになりました。それは、教会を構成するクリスチャン一人ひとりが神の神殿であることも意味します。そのことはまた、イエス様を救い主として信じた時が、神殿に土台が据えられた時であり、そこから各々が神殿を築き上げなければならないという事実をも示しています。
2.再建を妨げる敵
悪者どもは私を滅ぼそうと狙っています。しかし私はあなたのさとしを聞き分けます。詩篇 119篇 95節
バビロンから帰還したイスラエルの民の神殿再建計を妨げようとした敵がいたように、私たちが神の神殿として再建されることを妨げる敵がいます。それが悪魔です。ですから、私たちが油断したり、恐れたりするなら、キリスト者として築き上げられなくなってしまうのです。神の約束の言葉に立ち、再建の手をゆるめないようにしましょう。
3.聖められた神殿
私たちは生ける神の宮...汚れたものに触れてはならない。そうすれば...わたしはあなたがたの父となり... Ⅱコリント6:16〜18
神殿とは何のための場所でしょう?答えは「神の臨在されるための場所」です。ということは、神は私たちのうちに臨在するために、私たちを選ばれたということになります。だからこそ、私たちは自らを聖めることに努めなければならないのです。聖められれば、聖められるほど、神の臨在あふれる神殿として神の栄光を現すことができるのです。
(2024年1月14日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)