「真理とは何なのか?」(ヨハネ18:38)真理を目の前に、ピラトはそう言いました。私達がそうであってはいけません。真理について学びましょう。
1.真理は聖別を
真理によって彼らを聖別してください(ヨハネ17:17)
私たち人間を「聖別」するのは「真理」であるとイエス様は語られました。さらには、その「真理」は「神のことば」であると。「神のことばは生きていて…両刃の剣よりも鋭く」(へブル4:12)とあるとおり、「神のことば」こそ俗なるものと聖なるものとを分かつ霊の剣です。みことばは、サタンの支配下にある「この世」から私たちを切り離し、神の国に属するもの、すなわち神の御前に生きる者とするのです。
2.真理は自由を
真理はあなたがたを自由にします(ヨハネ8:32)
多くの人が、自分の思うままに生きることこそ自由だと思うかもしれません。しかし、もし、私たちが「聖別」されていなければ、自らの欲望に振り回されるだけです。それは欲望の奴隷となっている状態です。自分の欲望を神とする生き方に真の自由はありません。その行き着く先は滅びです。創造主を神とし、そのみこころを求める生き方こそ、真の自由であることを忘れてはいけません。
3.真理は指導を
あなたのみことばは…私の道の光です(詩篇119:105)
真理に導かれること、それは神のことばに導かれることであり、神のことばであるイエス・キリストに導かれることです。イエス様は言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちである」(ヨハ14:6)と。真理のことばなるイエスに導かれて歩むことこそ、真の自由を得る道です。永遠の命へと至る道です。私たちはそのことを信じて、羊飼いなる主とともに歩んでいきましょう。
(2022年4月3日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)