聖書箇所:コリント人への手紙第一6章12節
私たちが人生で正しい選択をしていくための規準に目をとめていきましょう。
1.神が禁じられているのは泥酔
淫らな行い...偶像礼拝、魔術...ねたみ、泥酔、遊興...このようなことをしている者たちは神の国を相続できません。ガラテヤ5:19〜21
聖書は酒を飲むことを禁じてはいません。イエス様ご自身、ぶどう酒を飲まれました。
しかし、泥酔は禁じられています。それは、泥酔すると理性のタガが外れてしまい、愚かな選択をしてしまう可能性が高くなるからです。
ですから、飲むなら控え目に、ということになるわけですが、最初から飲まないことが無難であり、最も賢い選択です。
2.すべてが益になるわけではない
「すべてのことが私には許されている」と言いますが、すべてが益になるわけではありません。Ⅰコリント6:12
聖書で明らかに禁じられていること以外なら何をしても構いません。
飲酒も喫煙も許されています。パチンコや競馬に興じても構いません。
しかし、それらは果たして私たちの人生に良い影響を与えるでしょうか?
自由だからと、そのようなものに手を出してしまって、依存症になるなら、皮肉にも自由を奪われてしまうことになるのです。
3.すべて神の栄光を現すために
あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい。Ⅰコリント10:31
アルコール依存症になっているあなたを見て、ニコチン依存症になっているあなたを見て、ギャンブル依存症になっているあなたを見て、あなたの信じているイエス様は素晴らしい!ということになるでしょうか?
決してそうはならないはずです。
私たちは何をするにも、まず、このことは、神の栄光を現すことになるだろうか?と自答することです。
(2024年1月21日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)