1.神に期待して喜ぶ
神の栄光に預かる希望をもって喜んでいる(ローマ5:2※口語訳)
「神の栄光に預かる希望」とは狭い意味では「栄光のからだに変えられること」(ピリピ3:21)を指していると考えることができます。しかし、広い意味では「私たちに対する神のご計画が全て実現する」(ロマ5:2※リビング・バイブル)ことに対する期待として捉えることもできるでしょう。私たちは「聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか」(エペソ1:18)を理解し、それを待望する喜びに満ちているでしょうか?
2.霊的成長を喜ぶ
忍耐は試練に磨かれた徳を生み・・・(ローマ5:4※フランシスコ会訳)
「患難さえも喜ぶ」(ローマ5:3)のは、それを耐えしのぶことをとおして信仰が試され、それを乗り越えることによって、円熟した人格が形成され、霊的に成長することが期待できるからです。そして、そこで作り上げられた「この種の人格は永遠の救いの喜びに満ち、確信をもった希望をいだく習性をつくり出します」(ローマ5:4※詳訳聖書)
3.神と共に生きることを喜ぶ
私たちは神を大いに喜んでいる(ローマ5:6)
「わたしがあなたとともにいる」。これ以上に私たちにとって力強い励ましの言葉はありません。神はこの言葉をもってアブラハムを励まし(創26:24)、モーセを励まし(出34:10)、ヨシュアを励まし(ヨシ1:5)イザヤを励まし(イザ43:5)、エレミヤ(エレ1:19)を励まし、そしてパウロを励まされました(使18:10)。そして、今、同じ言葉をもって私たちを励ましておられるのです。「わたしがあなたとともにいる」。私たちはこの言葉の素晴らしさ、偉大さを日々体験するものとなろうではありませんか。
説教者 高森恒喜牧師
(2017年12月31日 礼拝説教の要約)