Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

子供であるなら、相続人である

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創造主なる神が私たちを「子」としてくださることの意味と目的は一体どこにあるのでしょうか?

1.新天新地創造計画

見よ。まことにわたしは新しい天と新しい地を創造する(イザヤ65:1)

初代教会のクリスチャンは「正義の住む新しい天と新しい地」を待望していました(Ⅱペテロ3:13)。なぜなら、「新天新地」を「相続」させることこそ、神の壮大なる人類救済計画の目的だからです。私たちクリスチャンはその「新天新地」に入るべく選ばれ、そこでキリストとともに「王」として新世界を統治するものとなると聖書は教えるのです(黙示録22:5)。

2.新天新地を相続する条件としての「子」

もし子どもであるなら、相続人でもあります(ローマ8:17)

「新天新地創造」というゴールに向かって神の人類救済計画は進んでいるという視点で聖書を見る時、そこに示される真理が明快になります。神は「新天新地」を相続させるために「子」とし、「子」とするために「聖霊」を与え、「聖霊」を与えるために「血」を流され、「血」を流すために「受肉」されたのです。聖書の真理は全て「新天新地」につながるのです。

3.新天新地に備えた歩み

キリストは御子であられるのに・・・従順を学び(ヘブル5:8)

王の王、主の主であるイエス様ご自身が、地上においては「しもべ」としての訓練を受け、神への従順を学ばれたように、王の王に仕える「王」のひとりとして選ばれたクリスチャンもまた、地上において従順を学ぶべく訓練を受けるのです。どのような中にあっても「王」として自己認識を持ちつつ「しもべ」として歩みを進めてまいりましょう。

説教者 高森恒喜牧師

(2018年5月6日礼拝説教の要約)

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