Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

叫びを聞かれる神

f:id:tkoki777:20210131155047p:plain

テキスト@創世記16:1~16他 高森恒喜牧師
神は何を期待して、私たちを見つめておられるのでしょうか?

1.見ておられる神

あなたは見ておられました。労苦と苦痛をずっと見つめておられました。それを御手の中に収めるために(詩篇10:14)

神は私のことなど見ておられないのではないか?忘れておられるのではないか?苦難の中にある時、私たちはそのように思ってしまうことがあります。しかし、そんな時でも、神様は私たちを愛のまなざしをもって、見つめておられることを忘れてはなりません。

2.聞いておられる神

知れ、主は、ご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。私が呼ぶとき、主は聞いてくださる(詩篇4:3)

神は私たちに耳を傾けてくださっています。その苦難の中で、私たちがご自身の名を呼ぶのを待っておられるのです。神様は「わたしを呼べ、そうすれば答える」(エレ33:3)と、今も私たちに語りかけて下さっています。そして、私たちの切なる叫びに答えてくださるのです。

3.応えてくださる神

あなたの叫び声に応じて、主は必ずあなたに恵み、それを聞かれるとすぐ、あなたに答えてくださる(イザヤ30:19)

私たちがどれだけの叫びをあげるかによって、私たちに対する神の恵みは変わると聖書は教えます。それは「叫び」が私たちの本気度の指標となるからではないでしょうか?「切に叫び求めることがあれば、わたしは必ず彼らの叫びを聞き入れる」(出22:23)と神は言われます。

(2021年1月24日の礼拝説教要約)