テキスト@マルコ4章40節他 高森恒喜牧師
常に神の平安を抱きつつ生きるために大切なこと
1.どうして怖がるのか?
静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る(イザヤ30:15)
私たちは時に恐怖や怒り、失意落胆などの負の感情に囚われてしまうことがあります。そのような負の感情が心を支配するままにしているなら、霊的に危険です。そのような時には「どうして?」と自問することは落ち着きを取り戻し、霊的な安全を確保するための一つの手段であり、またそれをとおして、自らの問題に気づかされることもあります。
2.まだ信仰がないのか?
神を信じ、またわたしを信じなさい(ヨハネ14:1)
なぜ、自分はこんなに怖がるのだろう?どうして、こんなに怒るのだろう?ということを深く考えることは、自分の信仰にどのような問題点があるかを見いだすことにもつながります。あなたが感情的に動揺する部分に、あなたがまだ神の前に明け渡していないもの、またつまらないプライドや高慢が隠れていることもあるかもしれません。
3.まだ悟らないのか?
イエスは言われた。「まだ悟らないのですか?」(マルコ8:21)
自分の信仰の姿勢にどんな問題点があるかを知らなければ、いつまでたっても悟ることができません。成長することができないのです。中には成長する必要性さえ感じていない人もいます。そして、パリサイ人や律法学者がそうだったように自分こそ信仰者であると自負するので厄介です。日々自らの信仰を吟味することが大切です。
(2021年7月25日の礼拝説教要約)