Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

ルツの決断

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テキスト@ルツ記他 高森恒喜牧師
私たちが日々決断すべき信仰の姿勢を学びましょう

1.信仰を守り続ける

あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です(ルツ1:16)

未亡人となったモアブ人ルツは、同じく未亡人となった義母ナオミの故郷であるイスラエルに同行することを決断します。これは義母ナオミに対する愛情だけではなく、唯一の神に対する愛から出たものでした。彼女はその信仰を守り続けるために、故郷、家族、友人など、その全てを捨てたのでした。

2.誠実に歩み続ける

朝から今まで・・・休みもせず・・・働いています(ルツ2:7)

彼女は神に対して誠実であり続けましたが、その信仰は特に義母ナオミに対する誠実さとして表れました。神に対して誠実である人は、人に対しても、仕事に対しても、全ての側面において誠実である人です。人と関わることは時として煩わしいものですが、「私」と「神」との関係は「私」と「隣人」との関係を抜きにして語ることはできません。

3.従順に仕え続ける

おっしゃることは、みないたします(ルツ3:5)

ルツは「人にではなく主に仕えるように、喜んで仕えなさい」(エペソ6:7)という教えを体現した人でした。そして、彼女はそのことの故に祝福されました。彼女はモアブ人の女性でありながらキリストの系図に加えられるという名誉にも与ったのです。原則的に「上に立つ権威に従う」(ローマ13:1)ことは霊的な祝福につながるのです。

(2021年10月10日の礼拝説教要約)