Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

確信すべき3つのこと

ヨハネの手紙第一2章12節から14節にはヨハネが手紙を書いた3つの理由が記されていますが、それは私たちが確信すべき3つのこととも言えます。

1.私はすでに赦されている

キリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです(エペソ1:5〜7) 

まだ自分の罪が赦されてないように感じることがあるかもしれません。しかし、私たちの「罪の赦し」は移ろいやすい感情や気分にではなく、決して変わることのない出来事、イエス様の十字架の死に基づいています。イエス様は、私たちの過去、現在、未来、全ての罪の罰を負って十字架に死なれました。「私は赦されている」と告白しましょう。

2.私はすでに知っている

「だれが主の心を知り、主に助言するというのですか。」しかし、私たちはキリストの心を持っています(Ⅰコリント2:16)

神は私たち人間の理解を超えた方です。私たちは知性において神を理解することは決してできません。しかし、私たちはその霊において神を知るのです。どのようにしてでしょう?それは聖霊を受けることによってです。ですから、クリスチャンであるならば、すでに神を、その愛を知っていると言えます。「私は神様を知っている」と告白しましょう。

3.私はすでに勝利している

しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。(Ⅰコリント15:57)

十字架は私たちに赦しを示すだけでなく、私たちに勝利をも示すものです。イエス様を十字架の死に追いやったのは悪魔でしたが、その十字架こそ罪と死を打ち破り、悪魔の敗北を決定づけたのです。自らの現状に敗北感を覚えたとしても、主にある者は常に圧倒的な勝利者です。「私はすでに勝利している」と告白しましょう。

(2023年1月1日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)