聖書箇所:ルカの福音書2章1節~20節
イエス様の誕生、それは神ご自身が私たちの中に生きるためでした
1.歴史の中に
キリストの力と来臨...それは、巧みな作り話によったのではありません...キリストの威光の目撃者として伝えたのです。Ⅱペテロ1:16
ルカは「教えが確かであることを」(ルカ1:4)理解してもらうために「すべてのことを...綿密に調べています」(ルカ1:3)とその福音書の序文に記しました。ペテロは「作り話によったのではない」と強調したように、キリストの十字架と復活の出来事は、私たち人間にとっては、ありえないように思えますが、それは揺るがない事実なのです。
2.人々の中に
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた...この方は恵みとまことに満ちておられた。ヨハネ 1:14
福音書をとおして、私たちがよく知るイエス様は、約3年の公生涯におけるイエス様の姿です。しかし、その10倍の30年の期間、イエス様は一介の貧しい大工として家族を支えておられたことも、私たちの心に留めるべきでしょう。主は弱き私たちとともに住まわれる方として、弱き者として、この地上での生涯の多くを過ごされたのです。
3.私たちの中に
わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って...黙示録 3:20
イエス様は私たちの罪の贖いとして十字架に死なれ、私たちが義と認められるために死人より復活し、そして、天に上げられました。それは、イエス様をキリスト(救い主)として信じる者の内に、聖霊を送ることによって、その人のうちに永遠に住まわれるためです。それによって、私たちは真の人として、実りある人生を送ることができるのです。
(2023年12月24日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)