テキスト@詩篇1篇他 説教者:高森恒喜牧師
豊かな人生を送るために最も大切なことを学びましょう
1.良き者、悪しき者
主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ人(詩篇1:2)
詩篇1篇は「悪しき者」と「良き者」とを対比させながら、神の国の真理を明らかにしています。「良き者」とは「主の教えを喜びとし、その教えを思い巡らす人」。「悪しき者」とは「主の教えに無関心で、それをないがしろにする人」。ですから、具体的な行為として悪いことをしていなくても、神の教えを軽んじていれば「悪しき者」なのです。
2.教えを口ずさむ目的
みおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることを守り行うためである(ヨシュア1:8)
みことばを暗唱することが、それを口ずさむ理由ではありません。聖書の教えを実践し、みことばに生きることがその目的です。そのことを忘れてはいけません。聖書は神の教えを常に思い巡らすことが、それを実践するために不可欠としています。みことばに支配されましょう。
3.神のことばに生きる恵み
子どもたち。私たちは、ことばや口先だけではなく、行いと真実をもって愛しましょう(Ⅰヨハネ3:18)
神の教えを実践したいと願うなら、私たちはそれを私たちの心と思いのうちに蓄えなければなりません。その上で神の教えを実践することは私たちの信仰の確信を深め、また私たちの内なる平安を増し加えます。私たちはみことばを聞くだけではなく、実践する者となりましょう。
(2021年1月3日の礼拝説教要約)