Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

豊かな実を結ぶために

主のおしえを喜びとし 昼も夜も その教えを口ずさむ人。その人は...実を結び...そのなすことはすべて栄える(詩篇1:2-3

1.みことばに聞く

あなたがわたしの命令に耳を傾けてさえいれば、あなたの平安は川のように、正義は海の波のようになったであろう(イザヤ48:18)

豊かな実を結ぶための第一歩。それは神のみことばに聞くことです。そのために私たちは聖書を学ぶわけですが、それは聖書の原語や時代背景についての知識を得ることではありません。もちろん、そのような学びも有益ですが、聖書を学ぶ目的は神のみこころを知ることにあります。そして、神のみこころに従う時に私たちは豊かな実を結ぶのです。

2.聞いて悟る

良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて悟る人のこと...あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を...(マタイ13:23)

聖書は人間によって記録された書物ですが、同時に神の聖霊によって記された書物です。それを理解するためには聖霊に導かれなければなりません。悟りの霊である聖霊によってみことばの戸が開かれ、啓示の光が私たちのたましいを照らす時、私たちは神のみこころを知ることができるのです。聖霊に満たされつつ、聖書を学ぶことが大切です。

3.時を待つ

主のおしえを喜びとし...その教えを口ずさむ人...時が来ると実を結び、その葉は枯れず、そのなすことはすべて栄える(詩篇1:2-3)

種を蒔いたからといって、すぐにそこから実りを得ることはできません。それが芽を出し、成長し、花を咲かせ実を実らせるまでにはそれなりの時間がかかります。同様に今から真剣に「祈りとみことばの生活」に励んだとしても、すぐに実りを得るわけではありません。祈り続けましょう、みことばを学び続けましょう。時がくれば実を結びます。

(2022年5月22日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)