キリスト・イエスにあって大事なのは、割礼を受ける受けないではなく、愛によって働く信仰なのです。(ガラテヤ5章6節)
「愛によって働く信仰」が大事と言われても、その言葉に何か漠然とした印象を受けるのは私だけでしょうか?主たる日本語訳聖書がほぼ同様の訳文なので、翻訳としてはこれが正確なのかもしれません。しかし、この箇所に関しては「愛の実践を伴う信仰こそ大切です」という新共同訳聖書の翻訳がお気に入りです。愛にしろ、信仰にしろ、それが抽象的なままに私たちの周囲を漂っているだけでは意味がありません。それは私たちの生活に具現化されなければならないのです。