祈りの実を、豊かに結ぶためには、祈りのための環境を整えることも必要です。その整えられるべき環境の中には人間関係も含まれています。ではどのようにして祈りのための人間関係を整えればよいのでしょうか?
1.悔い改めること
まず、あなたの兄弟と仲直りをしなさい。それから戻って、そのささげ物を献げなさい(マタイ5:24)
兄弟と和解することより、祭壇でいけにえをささげることのほうが重要のように思えます。しかし、イエス様は、まず人間関係を修復するよう努めなさいと教えられました。そのためには、自らの過ちを認める姿勢が大切です。また、自分だけが正しいという考えも改めるべきです。
2.赦すこと
人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しになりません(マタイ6:15)
もし、人を赦すことができないなら、私たちはイエス・キリストの十字架によって与えられた赦しについての十分な霊的理解に至っていないのです。そのような状態では、神との正しい関係にあるとは言えません。神との関係が正しい状態にある時、私たちの祈りは力ある働きをするのです(ヤコブ5:16)。
3.へりくだること
いのちの恵みを受け継ぐ者として尊敬しなさい。そうすれば、あなたがたの祈りは妨げられません (Ⅰペテロ3:7)
夫婦間だけでなく、全ての人間関係において、互いに敬意を持つことは人間関係を円滑にします。もし、それができないとするならば、その人は高慢な人です。神はへりくだる者とともにおられ、へりくだる者の祈りに耳を傾けられることを忘れてはいけません。
(2022年1月16日の礼拝説教要約)