Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

大いなる日は近い

私たちはいつ終わりの日が来ても良いよう備える者となりましょう

1.世界の滅亡する日

「わたしは必ず、すべてのものを大地の面から取り除く。──主のことば──ゼパニヤ1:2

預言者ゼパニヤはこの世界に滅びの日が来ること、そして「主の大いなる日は近い。それは近く、すぐにも来る。」(ゼパ 1:14)と語ってします。しかし、それから三千年近くたった今もそれが実現していません。聖書に記されていることはでたらめなのでしょうか?そうではありません。神の目には「千年は一日のよう」(Ⅱペテ3:8)なのです。

2.高ぶる者が除かれる日

そのとき、わたしがあなたのただ中から、おごり高ぶる者どもを取り除くからだ。ゼパニヤ3:11

神がこの世界に滅びをもたらす目的は「高ぶる者どもを取り除く」ためです。神は「高ぶった心」を最も忌み嫌われます。それは偶像礼拝をはじめ、全ての罪の根底に「高ぶり」があるからです。それは「神を神として認めない心」とも言えます。私たちは日々、自分の心に高ぶりが巣食っていないかどうか、吟味しなければなりません。

3.へりくだる者が受け継ぐ日

わたしはあなたのただ中に、へりくだった、貧しい民を残す。彼らは主の名に身を避ける。ゼパニヤ3:12

この世界の滅びの日は「高ぶる者を除く」日であると同時に「へりくだった者を残す」日でもあります。そして、「へりくだりの民」はまた「祈りの民」でもあります。なぜなら、祈らないということは自分は神の力を必要としないという高慢な態度であり、逆に祈るということは、自分は神の力を必要としていることを示す謙遜な姿勢だからです。

(2023年12月10日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)