私たちが思う以上に、神は口の言葉と心の思いに目を向けられています。それが私たちの人生に大きな影響を与えるからです。
1.思考は言葉に
良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を・・・人の口は、心に満ちていることを話す(マタイ12:45)
「口から出るものは心から出て、それが人を汚す(マタイ15:18)」とイエス様は言われました。その人の言動は、その人の思考が現実化したものである。そのように言い換えても間違いではないでしょう。メッキでその言動を美しく見せていても、それはいつか必ず剥がれます。
2.言葉は思考に
キリストのことばが・・・豊かに住むようにしなさい(コロサイ3:16)
感情は行動に影響を与えます。しかし、それとは逆に行動が感情に影響を与えることもあります。同様に思考は言葉に影響を与えますが、逆に言葉が思考に影響を与えることもあります。だからこそ、私たちは悪い言葉を耳にすること、口にすることを避けなければなりません。むしろ、良い言葉を耳にし、口にする習慣を身につけましょう。
3.聖霊は言葉に
舌(ことば)を制することができる人は、だれもいません(ヤコブ3:8)
主の兄弟ヤコブはその手紙の中で「ことば」を制御することは誰にもできないと言っています。しかし、私たちは人にはできないことが神にはできることを知っています。神に私たちの舌(ことば)を支配していただくのです。「異言」はそのことを象徴する賜物です。私たちの舌を神に委ねましょう。みことばを告白しましょう。異言で祈りましょう。
説教者:高森恒喜師
(20190714 礼拝説教要約)