「神は人間をまっすぐなものとして造られたが、人間は複雑な考え方をしたがる」
これは、伝道者の書7章29節の言葉。新共同訳聖書の翻訳です。私はこの箇所に関してはこの訳が一番好きです。
砕けた言い方にすると
「人間はもともとシンプルに物事を捉えるように造られているのに、ごちゃごちゃ考えすぎ」
としてもいいかもしれません(笑)
「木を見て森を見ず」と言いますが、聖書を読む時も、あまり細部にこだわり過ぎると、かえってその本質を見失ってしまうことも無きにしもあらず。
最も大事な教えは「互いに愛し合いなさい」。
正しく学べば、私たちは人を愛する者となりますが、そうでないなら、人を裁くものとなるのです。
シンプルに神と人とを愛する者となりたいものですね。