「神に聞く」ことも「祈り」の重要な要素です。神に聞く祈りをするために大切なことを学びましょう。
1.神に近づく
神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪人たち、手をきよめなさい。二心の者たち、心を清めなさい(ヤコブ4:8)
人の話しを良く聞こうとするなら、話す相手に近づくのは当然のことです。同様に神に聞こうとするならば、神に近づく必要があります。では、どのようにして神に近づけばいいのでしょう。それは信仰によってです(ヘブル11:6)。その信仰の具体的な表現が、神への賛美であり、また感謝です。私たちは賛美と感謝をもって神に近づくのです(詩篇100篇)。
2.神の前に静まる
立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かに信頼すれば、あなたがたは力を得る(イザヤ30:15)
周囲の出来事や、現状にとらわれて、心騒がせていたら、また、自分の思いでいっぱいになっていたら、神のことばがまっすぐに入って来ません。そうならないためにも、私たちは神にのみ目を留めて、静まる時が必要です。そのような意味でも毎週の聖日礼拝を守ることは大切です。
3.神の前にへりくだる
あなたは心を痛めて主の前にへりくだり・・・わたしの前で泣いたので、わたしもまた、あなたの願いを聞き入れる(Ⅱ列王記22:19)
神のことばを聞いていても、それを信じなかったり、それに従わなかったりするならば、それは真の意味で神に聞いていることにはなりません。私たちは神の前にへりくだり、真に神の言葉に聞く者となり、神の前に豊かな実を結ぶ者となりましょう。
説教者:高森恒喜師
(2019年9月29日礼拝説教要約)