Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

信仰のバランス

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テキスト@エペソ2:8-10他 説教者:高森恒喜牧師

信仰の姿勢のバランスは取れているでしょうか?

1.信仰と行い

恵みのゆえに・・・信仰によって救われた・・・良い行いをするために造られた(エペソ2:8-10)

「信仰」を強調しすぎて「行い」を軽視することも、「行い」を強調しすぎて「信仰」を軽視することも健全ではありません。「恵みにより信仰によって救われた」ことと「良い行いをするために造られた」ことは表裏一体です。信仰と行いのバランスが大切です。

2.知性と霊性

私は霊で祈り、知性でも祈りましょう。霊で賛美し、知性でも賛美しましょう(Ⅰコリント14:15)

コリントの教会では「霊性」が強調されすぎ、特に異言の乱用が目立っていたようです。結果、教会には混乱が生じていました。「知性」もまた神が与えらえた賜物です。私たちは「霊性」だけでなく、「知性」においても成長することが求められているのです。

3.常識と超常識

朝早くから、大声で隣人を祝福すると、かえって呪いと見なされる(箴言27:14)

私たちは聖書の教える超常識を信じていますが、一般的な常識も大切にしなければなりません。信仰をこじらせてしまうと、自分の非常識な行為を信仰的行為と勘違いしていまい、人につまずきを与えてしまうこともあります。そうならないためにも、相手の立場になって物事を考えるという、当たり前のことを忘れないようにしましょう。

(2020年7月12日の礼拝説教要約)