テキスト@詩篇24:1-10 説教者:高森恒喜牧師
「良い行い」は私たちに何をもたらすのでしょう
1.救いの確信
兄弟たち。自分たちの召しと選びを確かなものとするように、いっそう励みなさい(Ⅱペテロ1:10)
どうすれば、私たちは「召しと選び」を確かなものとすることができるのでしょう?それは「良い行い」に生きることです。すなわち「愛」の実践によってです。私たちは「互いに愛し合う」ために救われたのです。だからこそ、愛を実践する時に救いの確信が深まるのです。
2.福音の拡大
人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるため(マタイ5:16)
「愛の実践」は福音宣教に大きくかかわります。クリスチャンを自負していても、その人が福音にふさわしい生活をしていなかったら、いくらその人が福音を語っても説得力がありません。周囲の人が信仰によって救われるためにも、私たちの良い行いが大切なのです。
3.報いの希望
人の子は、やがて父の栄光を帯びて御使いたちとともに来・・・それぞれの行いに応じて報います(マタイ16:27)
「救い」と「報い」は分けて考えなければなりません。「救い」はその人の信仰によりますが、「報い」はその人の行為にかかっているのです。いい加減なクリスチャン生活を送っている人と、誠実に歩んでいる人との受ける報いが同じなわけがありません。
(2020年11月29日の礼拝説教要約)