聖書箇所:詩篇62篇5節~8節
信仰とは神への信頼であり、信頼は築き上げられるものであることを覚えましょう
1.神を信頼する
それは、私たちが自分自身に頼らず、死者をよみがえらせてくださる神に頼る者となるためだったのです。Ⅱコリント 1:9
「信仰の力」と「信念の力」を同一視する人もいますが、「信仰」と「信念」は全く異なるものです。「信念」は関係なしにも成り立ちますが、私たちの「信仰」は関係なしに成り立ちません。なぜなら「信仰」は創造主なる神への信頼に基づくからです。そして、私たちの信仰生活はこの神との信頼関係を築き上げていく歩みなのです。
2.信頼を深める
私はあらゆるときに主をほめたたえる。私の口にはいつも主への賛美がある。詩篇 34:1
信頼関係は一朝一夕に築かれるものではありません。深い関係を築き上げるには良質なコミュニケーション(交わり)が不可欠です。長い間一緒に過ごしていても、そこに何の交わりもなければ、そこに関係が築きあげられることはありません。私たちは日々、神様との交わりを持っているでしょうか?祈りとみことばの時を大事にしているでしょうか?
3.全き信頼を持つ
民よどんなときにも神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。詩篇 62:8
「あらゆる時に主をほめたたえる」ことは「どんなときにも神に信頼する」という信仰の表明です。神は私たちがいつでも、どんなときでも、すべてのことについて、ご自身に信頼することを望んでおられるお方です。将来のことも、経済的なことも、人間関係もすべて神に委ねましょう。そして、今、自分にできることに集中しましょう。
(2023年7月2日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜師)