神学生時代、ある開拓教会で奉仕をしていた時のことです。五〇代の男性が礼拝に集われるように。
四角い顔、黒縁のメガネ、哲学者を思わせるような面持ち。半年ほど礼拝に集われ、牧師の説教にも真面目に耳を傾けていました。
そんなある日、男性から、教会の女性スタッフに手紙が届いたのです。
その手紙の書き出しはこうでした。
「私の可愛い、可愛い、子猫ちゃん」
今思い出しても気持ち悪すぎます。
えぇ、そんな目的のために来ていたのか…
人は見かけでは分かりませんね。
逆に、冷たい印象だった人が、実は情の深い人だったり、ということもあります。
私たちは、ついつい、外側で人を判断しがちですが、そこに真実はありません。気をつけましょう。