聖書箇所:コロサイ人への手紙4章2節
霊的な目を覚ますこと、そのために大事なことを聖書に確認していきましょう
1.神は目を覚ましておられる
あなたを守る方はまどろむこともない。見よイスラエルを守る方はまどろむこともなく眠ることもない。詩篇 121:3〜4
創造主なる神は「眠ることがない」つまり、常に目を覚ましておられると詩篇の著者は表現しています。では何のために目を覚ましておられるのか?それはイスラエルを守るため、すなわち、神に選ばれた人々を守るためだというのです。では、なぜ神は私たちを守られるのでしょうか?それは私たちを愛してくださっているからです。
2.正しい生活を送る
目を覚まして正しい生活を送り、罪を犯さないように...Ⅰコリ15:34
正しい生活を送るためには目を覚ましていなければならないと聖書は教えます。つまり、霊的な目を覚ましていなければ、私たちは堕落し罪に満ちた生活を送ってしまうということです。クリスチャンだから大丈夫、ということは決してありません。では、霊的な目を覚まし続けるために大切なことは何でしょう?その基本は祈りに親しみ、また神の言葉に親しむことです。世の基準ではなく、天の基準に生きることです。
3.悪魔(サタン)の存在を知る
目を覚ましていなさい...敵である悪魔が、吼えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。Ⅰペテロ 5: 8
どうして、霊的な目を覚ましていないと、私たちは堕落してしまうのか?その最たる要因が悪魔(サタン)です。悪魔と呼ばれる存在は架空のものではありません。現に存在し、私たちを肉の欲によって惑わし、私たちを滅ぼそうとするのです。私たちは信仰により、そのような霊的現実にしっかりと目を留めなければなりません。
(2023年7月30日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子師)