Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

何故、祈るのか?

聖書箇所:エペソ人への手紙6章18節

私たちが祈るべき理由はたくさんありますが、その中から三つを確認しましょう

1.神の命令だから

あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい...聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。エペソ 6:18

創造主なる神は聖書をとおして、私たちに「祈りなさい」と語られていますが、これは「勧め」ではありません。「命令」です。私たちが祈らなければならない理由はこの事実だけでも十分と言えます。もちろん神は何の理由もなしに「祈り」を命じられているわけではありません。意味と目的があります。しかし、祈りへの応答はまず従順です。

2.祭司の務めだから

あなたがた自身も生ける石として霊の家に築き上げられ、神に喜ばれる...聖なる祭司となります。Ⅰペテロ2:5

聖書はクリスチャンには祭司としての務めが委ねられていると教えています。その務めの一つが「とりなし」です。だからこそ、私たちは「聖徒のために」(エペ6:18)「高い地位にあるすべての人のために」(Ⅰテモ2:1)とりなし祈るのです。それは天におられるイエス様が、また私たちの内におられる聖霊がとりなしておられるようにです。

3.愛の実践だから

ですから、あなたがたは癒やされるために、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。ヤコブ5:16

「互いに愛し合いなさい」(ヨハ15:12 )という命令の中には「互いに祈り合いなさい」という命令も含まれます。ですから、祈るということは今すぐにでもできる愛の実践なのです。そのためにも私たちは神様との正しい関係を保つ必要があります。「正しい人の祈りは、働くと大きな力がある」からです(ヤコ5:16)

(2023年8月27日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)