聖書箇所：伝道者の書12章１３～１４節
神を恐れるとは？神の命令を守るとは？具体的にどのようなことなのでしょうか
１．神を恐れるとは
子たちよ私に聞きなさい。主を恐れることを教えよう。詩篇34：11
口では神を恐れていると言いながら、平気で悪を行う者は、神を恐れる者ではありません。神を恐れる者は、悪を離れ、善を行う者です（詩３４：１３）また、神を恐れる者は善悪の基準を聖書におきます。人の目には正しく見える道でも、神の前には誤っている道が多くあるものです。その先にあるのは滅びです。間違った道を歩まないためにも、私たちは主とともに歩むことが大切になります。
２．神の命令を守るとは
私たちが御父の命令にしたがって歩むこと、それが愛...愛のうちを歩むこと、それが命令です。Ⅱヨハネ 1：6
聖書には神の様々な命令、教えが記されていますが、それらは「互いに愛し合いなさい」という一言に集約されます。神を愛することと、人を愛することとは一つです。また、「わたしがあなたがたを愛したように」と、イエス様が言われたように、私たちが人を愛する者となるためには、まずイエス様に愛されていることを知ることが大切です。
３．神の裁きとは
人間には...死ぬこと...さばきを受けることが定まっている。ヘブ9：27
神の裁きを意識することは、私たちが神に対する健全な恐れを抱くためにも、また日々善を行う上でも、大切なことです。神様は「それぞれの生き方により、行いの実によって報いる」（エレ１７：１０）方であることも忘れてはなりません。救いと報いは別物です。今からは「不正を行う者には、ますます不正を...正しい者には、ますます正しいことを」（黙２２：１１）と二極化する時代。神の義に生きる者となりましょう
(2023年10月29日の礼拝説教要約 説教者：高森真理子牧師）
