私たちは恐れに囚われやすい存在ですが、感謝なことに、私たちは聖書をとおして平安に生きるための秘訣を学ぶことができます。
1.恐れるなと命じる神
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。(イザヤ41:10)
聖書には「恐れるな」という言葉が365回も登場するそうです。1年が365日であることを考え合わせると、神は私たちに毎日「恐れるな!」と語っておられると捉えることもできます。また、このことは私たちが恐れに囚われてしまいやすい存在であることも示唆しています。
2.平安を与える神
わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます・・・あなたがたは心を騒がせてはなりません(ヨハネ14:27)
神様はただ私たちに「恐れるな!」と言われるだけではなく「わたしの平安を与える!」と言ってくださっています。私たちが恐れから解放されるためには人間的な勇気を奮い立たせるのではなく「神が与える平安」を得ることが重要になってきます。
3.全き愛を示す神
愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します・・・恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです(Ⅰヨハネ4:18)
「全き愛は恐れを締め出します」は、リビングバイブルでは「神の完全な愛は、そんな恐れをすべて取り除きます」と訳されています。私たちが「全き平安」を得るためには「神の全き愛」を知ることが必要です。単に知識として知るだけではなく、体験的にまた霊的に知ることです。そのためには私たちがみことばに生きることの決意が重要です。
(2022年2月20日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)