聖書箇所:箴言30章7節~9節
私たちが神様の前に正しい願いをすることが豊かな人生を送る秘訣です
1.むなしいことから遠ざけてください
むなしいことと偽りのことばを...遠ざけてください。箴言 30:8
もし、私たちがサタンの偽りの言葉に騙され、世と世の欲に囚われ、地上のことだけに心を奪われてしまうなら、私たちもまた偽る者となり罪の奴隷となり、この世の全てがむなしく滅び去るように、滅び去ってしまうでしょう。そうならないように、私たちはこの世から目をそむけることが必要です。そのためには、自分の力ではなく、神により頼まなければなりません。
2.貧しさも富みも与えないだ下さい
貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で、私を養ってください。箴言 30章 8節
「貧乏にしないでください」という願いには誰もが共感することでしょう。しかし、「裕福にしないでください」という願いには違和感を覚えるのではないでしょうか?それは、この願いが自分のためではなく、神を否んだり、神の御名を汚さないようにという動機から出ているがゆえです。ここに私たちは祈りの本質を見ることができます。
3.主の家に住むこと
一つのことを私は主に願った。それを私は求めている。私のいのちの日の限り主の家に住むことを。詩篇 27篇 4節
むなしいものや偽りから遠ざけられるように、また貧乏にも裕福にもならないようにと願うのは何のためでしょう?それは主の臨在の中に住まうための環境を整えるためです。私たちにとって最も大事なのは神との交わりであり、救いとは三位一体なる神との交わりの回復であることを忘れてはなりません。
(2024年2月18日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)